こんにちは!さくらピクニックです。(経歴などはこちら。)
この記事では、中高生時代、実際に映像授業を受けて大学受験をした私自身の経験をもとに、
- 塾・アプリ/動画サイトにおける映像授業の特徴とメリット・デメリット
- 映像授業では「サボる・溜まる」事態になってしまうのか?おすすめの受け方
を、ご紹介します。
高校生・大学受験生だけでなく、中学生にもご覧いただけます。
私自身、映像授業の塾、対面授業の塾に通っていた経験があり、
それに加えてアプリ系の映像授業を受けた記憶もあります(アプリ系は続きませんできたが…)。
色々な学習方法を試し、実際の勉強習慣や成績にどのようにつながるかを体験したことで、
「限りある時間を使ってどう勉強していくか」の重要性は実感しているつもりです。
気をつけるべきポイントを意識しておくことは大切でしょう。
参考にしていただければ幸いです。
ここでは「よく見られるもの」の傾向からお伝えしていますが、詳細は各サービスの公式情報をご覧ください。
こんにちは!さくらピクニックです。(経歴などはこちら。) この記事では、中高大と、実際にたくさんの塾に通った私自身の経験をもとに、 そもそも塾は必要か?「塾に行かない方がいい」こともある? なぜ[…]
目次
映像授業の特徴とメリット・デメリット
ここでは大きく分けて
- 塾で受ける映像授業
- アプリ/動画サイトで受ける映像授業
この2つそれぞれについて、特徴と強みと弱みをまとめます。
(基本的な比較対象は、「塾の対面授業(対面指導)」とします。)
まずは、多くの映像授業で共通する点を見ていきましょう。
映像授業共通
メリット
- 家の近くで(もしくは家の中で)、すごい(?)講師の授業が受けられる
- 講師の授業を受けるために遠出する必要がありませんね。
- 巻き戻しが何度もでき、再生速度を上げることもできる
- 理解が難しい内容を、巻き戻して何度も見られるのはとても良いです。
- もし授業中に寝てしまっても、
対面では基本不可能な「もう一回」が許されます。(笑) - (内容によっては)再生速度を上げれば、
「知っている内容でダラダラ時間を使わず、その一方で聞き逃しもない」
という状況を作り出せます。
- 視聴期間中は何度でも授業を見られる(ことが多い)
- 板書が見やすく、声も聞き取りやすい
- いつも最前列・真ん中の席で授業を受けているイメージです。音量も調節できます。
- 細かくレベル・内容が分けられた、たくさんの種類の授業が用意されている場合が多い
- 総合的な受験対策、苦手単元の対策など、
より自分に合った授業を見つけられました。 - 他の人に合わせる必要もなく、どんどん進むことも、ゆっくり進むこともできます。
- 小さな対面授業の塾の場合は、在籍している先生の数も授業の種類も、
かなり限りがあります。
- 総合的な受験対策、苦手単元の対策など、
- 自分のペースで授業を進められる
- 対面の授業では「毎週何曜日の何時に〇〇の授業」と決まっている場合がほとんどですが、
映像授業では、自分の予定や進度を考慮して、受講計画を立てられます。 - 予定変更・振替がしやすいのも映像授業ならではですよね。
- 対面の授業では「毎週何曜日の何時に〇〇の授業」と決まっている場合がほとんどですが、
デメリット
- (録画映像の場合)「授業をしている先生」に「その場で質問」は基本、無理
- (録画映像の場合)決まった流れでしか授業は進まない
- 少人数の対面授業などでは、自分の理解度や達成度に合わせて
その後の授業内容を調整してもらえる可能性がありますよね。
- 少人数の対面授業などでは、自分の理解度や達成度に合わせて
- 人の目がないという点で、対面よりは多分寝やすい
- 塾に行くとしても、見回りはあるはずですが、授業中、見張られ続けることはないでしょう。
- 「映像授業ではなぜか集中できない」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
- 目が疲れやすい
- イヤホンしたままだと耳も疲れやすい
こんにちは!さくらピクニックです。(経歴などはこちら。) 私は大学受験の際、 河合塾マナビスという塾に通っていました。 この記事では、 「マナビスって実際どうなの?」 という[…]
1. 塾の映像授業
基本的には、塾のブースにあるパソコンで授業を受けるイメージです。
「(周りに合わせず)自分のペースで学習を進められること」
を強みにしていることが多いと思います。
大手の予備校などが映像授業メインの塾を運営していることも多いです。
メリット
- スタッフによるペース確認がある場合が多い
- 強制力があればサボりにくいでしょう。
- 確認のためのテストがある場合が多い
- 「テキトーに受けて終わり」にはしにくいです。
- ある程度自分のペースで進めやすい
- 対面で授業日程が決まっている塾に比べると、自分の予定に合わせやすいと思います
- 塾の自習室などの設備、サポートが利用できる
- (塾で授業を受ける場合)チューターなどのスタッフに直接質問ができる
- (塾で受ける場合)周りの生徒から刺激を受けられる
デメリット
- 「全て自分の予定に合わせて/自分のペースで」とは行かない場合が多い
- ある程度のペースや予定は、スタッフと一緒に決める場合が多いでしょう。
- (塾で受ける場合)通塾の手間と時間がかかる
- 気づいたら「必要じゃなくない?」という授業をとっていることもあるかも
- 取らされたりすることも…?気をつけてスタッフと受講相談をしましょう。
- (塾で受ける場合)視聴ブースの席が埋まっていた場合は、好きな時に受講できない
- (塾で受ける場合)周りの人がうるさい、などの環境があるとストレスにつながるかも
2. アプリや動画サイトの映像授業
最近は、専用アプリでサブスクのように授業を見られるものも増えていますよね。
動画サイトで無料で受けられる講義もたくさんあります。
メリット
- 家で授業を受けられる
- 塾に通う時間がかかりませんね。
- かなり自分のペースで進めやすい
- かかる費用が比較的少ない場合がある
- 自分が「必要だ」と思う授業だけ取りやすいかも
- 直接授業を取らされる、営業されることが少ない気がします。
- パソコンだけでなく、スマホやタブレットなどでより気軽に授業が受けられることが多い
- サービスによっては、家にいながら個別でアドバイスやプラン設計が受けられることもある
デメリット
- 直接的な強制力がない場合は比較的サボりやすい、続きにくい
- 確認テストなどがない場合は、「テキトーに受けるだけ」になりやすい
- 実際に「できる」ようになっていなくても、次の内容に進められることが多いです
- 自分の勉強スペースは自分で用意しなければならない(自習室が用意されない)
映像授業では「サボる・溜まる」事態になる?
映像授業と聞くと、
「誰にも見られずに映像を見るだけだったら、やる気に左右されて続かないのではないか?」
「さぼってしまい、見るはずだった予定がずれて溜まってしまいそう…」
などという考えが浮かぶ、という方も多いかもしれません。
ですが、映像授業の場合、「どの映像授業を受けるか」で続けやすさは変わってくると思います。
また、もし自分で全て進めるタイプの映像授業でも、
少しでも続けられるようなおすすめの受け方をご紹介していきます!
対面授業の塾よりはサボりやすい
・「授業日時がバッチリ決まっていて、その時間に行かないと塾から電話が来る」
・「その時間に行けなかったら、授業はもう受けられない」
というような対面授業の塾で勉強する場合に比べると、
・「ある程度のペースは決まっていて、ペース確認も時々されるが、受講曜日、時間までは決まっていない」という映像授業の塾や、
・「完全に自分のペースで進めていて、管理はほとんどされていない」という授業動画で勉強する場合は、
確かにサボりやすい、溜めやすいという点はあると思います。
塾の映像授業は比較的進めやすい
映像授業を受けられるサービスの中でも、
「計画的に、チェックしてもらいながら進める」という点では、塾に通うのがおすすめです。
塾では、
ある程度のペース(「今月はこの講座を終わらせる」とか「週に○授業受ける」とか)はスタッフとともに決められ、
ペースの確認、達成度・習得度の確認も頻繁に直接行われるケースが多いです。
「放っておかれて、テキトーに授業を受けて、サボっていても何も言われない」
という状況はあまり起きないでしょう。
動画サイトなどで自分一人で講義動画を見るよりかは、
塾に行ったほうが進めやすい、という方が多いでしょう。
(塾に行かなくても、受験動画専門アプリなどでは、コーチがつく場合もあります。)
アプリや動画サイトで講義/授業を受ける時のポイント
計画をもって進めやすいのは塾、というお話をしましたが、
さまざまな理由から、塾に行かずに「アプリや動画サイトで講義動画、映像授業を受けて勉強したい」という方もいらっしゃると思います。
そこで気をつけるポイントとしては、
- 計画的に進められない(溜めてしまう)
- 「受けっぱなし」で十分に学びとれない
これらを避けることにあると考えます。
計画的に進めるために
とにかくしっかり計画を立てて、習慣化することをおすすめします。
例えば、
- 「週何回、大体この時間帯に授業を受ける」「このスキマ時間を使って授業を見る」など、
自分の中でルールを決める - 授業を受ける日時をスマホなどで通知する
- 進度や目標、ルールを伝えて、日々確認してもらえる人と頑張る(家族、友人など)
あえて、ちゃんとお金をかけることで、
「やらなければもったいない」という意識を高めるのも、一つの手です。
専用のアプリであれば計画管理のシステムがあったり、個別にプラン設計やアドバイスを受けられることがあるので、
それらを活用するのも良いでしょう。
こんにちは!さくらピクニックです(経歴など気になるかたはこちら)。 この記事は主に中学生、高校生、受験生に向けて、勉強の習慣化についてお伝えしたいと思います。参考にしてみてください! 受験やテストに向けたもの[…]
映像授業から学びを得るために
ただ授業を流しても、成績が上がるわけではありませんよね。
積極的に授業を聞いて理解し、
・授業を受ける前にはできなかったことをできるようにする
・知らなかったことを知り、使えるようにする
ことで学びになります。
授業を聞き流すだけでなく、自分のものにするために、復習しましょう。
具体的には、
- 確認テストが付いている授業の場合は、テストを受ける
- 確認テストがない場合も、自分で類似の問題演習をする/授業で出た問題を解き直す
- 授業の内容を復習する時間を予定に組み込む
これらを習慣づけると効果的でしょう。
まとめ
「映像授業」を受けて勉強するメリットとデメリット、計画立てて勉強するためのおすすめの方法についてお伝えしました。
本記事のまとめ
- 映像授業には種類があり、それぞれにメリット・デメリットがある
- 対面授業に比べたら確かにサボりやすい・溜めやすいポイントもある
- 塾で受ける映像授業は計画的に進めやすい
- 自分で学習を進める場合は、計画を立てて習慣化、確認復習をしっかりするよう意識する
映像授業の良いところは活かして、気をつけるべきところを押さえながら、勉強を進められると良いでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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