キーワード
  1. The Sims4
  2. 勉強
  3. 趣味

【東大生の体験談】リビング学習のメリット・デメリットとおすすめグッズ

こんにちは!東大現役合格、さくらピクニックです。

「リビング学習」が以前から話題ですが、「実際どうなの?」という方も多いのではないでしょうか。

子どもにも大人にも、勉強する場所というのはさまざまあります。

 

私自身、中学生時代、高校生時代を通して、自分の部屋に自分の学習机があったにもかかわらず

「家ではリビング学習派」

でした。

ちなみに小学生時代は、ちゃんと勉強した記憶自体あまりありませんが、この調子ではリビング学習でしょう。

リビング学習歴は5年以上ということになりますね。

(大学入学以降は一人暮らしなのでなんとも言えませんが、もし実家通学していたら、リビングで作業していたと思います。)

 

この記事では、

  • 筆者のリビング学習経験とスタイル
  • リビング学習の7つのメリットと5つのデメリット
  • リビング学習をより快適にするためのポイントとおすすめグッズ
  • 勉強場所選びで大切なこと

についてご紹介します。

 

結論から言うと、リビング学習が合うかどうかは、それぞれのご家庭やその方によるでしょう。

そして、大切なのは、
「リビング学習かどうか」というよりは
「とにかくどれだけ勉強できるか」
だと思います。

その理由を含めて、数ある勉強場所の一つとしての「リビング」について考えていきます。

 

こんな方に向けて書いています

・リビング学習を検討中の保護者の方

・勉強場所を探している中高生、受験生の方

 

筆者のリビング学習スタイル

私の場合は、レイアウトもなにもあったものではなく、

リビング(や、ダイニング)にある食卓に教材と筆記用具を持っていき、陣取って勉強する

それだけでした。

 

勉強のために机を動かしたり、何か環境を整えたりすることも、ほとんどありませんでした。

テレビ番組が流れているのを目の前に、勉強していたことも多かったです。

普通に考えて目の前でテレビがついていたら集中が切れやすいです。

それでも、自分の部屋よりはリビングで勉強する方が好きで、勉強しやすかったのです。

リビングだけで勉強していたわけではない

といっても、中高生時代はリビングだけで勉強していたわけではありません。

 

塾に通っていた時期もあり、その塾の自習室や、学校の教室、自習室で勉強するという選択肢もありました。

私の感覚では、

塾や学校の自習室→リビング→自室

という順番で集中しやすかったです。

ただ、塾や学校には閉まっている時間がありますし、用事があって家にいる場合もあります。

ずっと同じ場所に座って勉強すること自体が大変、というのもあります。

 

リビング・自習室・教室など、環境をコロコロ変えながら

その時に集中できる場所で勉強していました。

 

とにかく、家では完全リビング派だったので、リビング学習の良いところも微妙なところも、体感しています。

リビング学習のメリット7つとデメリット5つ

それでは、考えられる
リビング学習のメリット、デメリット
を挙げていきます。

ひとくちに「リビング学習」といっても、
集中力や性格は人それぞれですし、
環境はそれぞれのご家庭によって大きく変わる(変えられる)と思われるため、
ある方にとってメリットであることがまたある方にとってはデメリットになる可能性もあります。

ここでは、私自身の経験をもとに、一般的に考えられる方向でご紹介します。

また、
メリットであれば、その恩恵をできる限り受ける方法
デメリットであれば、それを少しでも改善する方法
も、一緒に考えていきます。

その上で、
リビング学習をより快適にするための便利なグッズ
というのが今はたくさん出ているので、その紹介も並行したいと思います。

メリットとその活かし方

人の目がある中で勉強できる

「自分の部屋で一人で勉強するよりも、人の目に入るところでやった方が集中できる」
と言う話を何度も聞いたことがあります。

さらに、家族であれば、
ついついだらけていたり居眠りをしてしまったりした場合に、声をかけやすい/かけてもらいやすいです。

「自分の部屋では居眠りしてしまう」という方にはリビング学習がおすすめできそうですね。

また、年齢にもよりますが、リビングは「わからないところをすぐ家族に質問しやすい」環境でしょう。

メリットの活かし方
  • 家族がいる時にリビング学習をする
  • ダラダラ・ウトウトしているときは声を掛ける/掛けてもらうようにお願いする
  • コミュニケーションを適度にとる

勉強開始のハードルが下がる

個人的にはこれがとても重要です。

勉強道具をあらかじめ家族スペースに置いておけば、

  • ご飯を食べたその流れで
  • リビングでゆっくりしていたその流れで

勉強をいち早くスタートできます。

勉強が生活の一部となる感じですね。

私は普段からリビングにいることが多かったので、
わざわざ自室に行って机に座って勉強することはハードルが高かったです…

リビングでは、集中が途切れるようなことも起こりやすいですが、
勉強しないよりは全然マシだと思います。

 

逆に、
「勉強道具は常に自室にあって、普段から自室で過ごすことがほとんどだ」
という方にとっては、わざわざリビングに行って勉強する方がハードルが高くなるでしょう。

自分の部屋より誘惑が少ない

私の場合は、自分の好きな漫画や本は部屋に置いていたので、リビングにはそれらがないぶん、
ふとした時に誘惑に負けることが少なくなりました。

もし漫画などがあったとしても、家族の目があれば少しブレーキがかかります。

テレビがあるとついみてしまいますが…

メリットの活かし方
  • 正面にテレビが見えないような位置で勉強する
  • 視界には、好きな漫画などを置かない

過ごしやすい環境になっていることが多い

リビングは、家族の誰かがいる時間が長いのが特徴だと思います。

誰かいれば、あらかじめ空調などそれなりに整っていることが多いです。

また、掃除や片付けがされる頻度も高いでしょう。

「勉強しようかな」となった時に、
すでに整った環境であれば、スタートしやすいです。

私が中高生の時は、勉強するために部屋を片付けて、自室の空調を整えて、快適に過ごせる状態にするのは面倒でした。

自分の部屋の片付けくらい普段からやれ、という話でもありますね(笑)。

勉強後の片付けがしやすい

勉強しているのは自分の机ではなく、食事をしたり他の作業を行うためのスペースだったので、勉強が終われば(半強制的に)机の上を片付けることになります。

片付けの習慣がつきやすいかもしれません。

メリットの活かし方
  • 他の家族が使う、作業するスペースで勉強する

集中力がつく

テレビの音や話し声が大きいリビングでも、完璧に集中できるようになれば、
今後の人生でかなり役立つことでしょう。

費用が抑えられる

リビングで集中できれば、自習室を借りたりカフェで勉強したりせずに済むので、
比較的お金がかかりません。
(これは「自室で勉強」でも同じですね。)

また、究極的なことを言えば、
自室の勉強机など、勉強するための設備がいらなくなります。

デメリットとその改善策

消しかすなどが残ると掃除が大変

食事をするスペースでは特に、消しかすなどが残っていると気になりますよね。

改善策
  • 勉強中はマットを敷く

amazonでは500円くらいで使いやすそうなマットがありました。

そこまで費用もかからず、スペースも取らないので、あれば片付けや掃除が楽でしょう。

一方で、「マットを敷く」という動作で勉強するまでの手間を一つ増やすことになるので、
勉強後しっかり掃除できれば、それでいいですよね。

リビングがごちゃつく

教材などを持ち込んで勉強する以上、仕方ありません。

「片付けがしっかりできない」「勉強道具が散らばっている」などが続くとストレスが溜まりそうです。

改善策
  • 片付けの習慣をつける
  • 約束事を家族で決める

場所によっては手元が暗い

勉強用の照明になっていない場合や、勉強するときに手元が体の影になっている場合は、
手元が暗いかもしれません。

改善策
  • 簡易的なライトスタンドを置く

ライトスタンドを置けば、ほぼ確実に手元が明るくなります。

私の場合、「リビングでスタンドを設置してから勉強スタート」を試してみたものの、手間が増えるのであまり続きませんでした。

照明を追加せずとも、手元が明るくなるように気をつけるだけでも良いと思います。

お互いに遠慮する

「勉強しているから」と、家族に遠慮されすぎて、テレビを消されたり静かにされることが、リビング学習することの後ろめたさを呼ぶこともあるでしょう。

改善策
  • (勉強する側は)賑やかでも文句を言わずにやる
  • お互い不満は言葉にする・遠慮しない

集中できない時はできない

生活音くらいでは集中できたとしても、
興味のある話題を家族で話していたり、好きなテレビが目の前でやっていたり
では流石に集中が途切れますよね。

勉強しないよりは全然良いですが。

改善策
  • テレビが見えない位置で勉強する
  • 集中できるレベルの賑やかさを保つ

大切なのは勉強すること

リビング学習では、それぞれのご家庭や、ご自身にあったやり方を見つけながら
お互いストレスなく、勉強しやすい環境を目指すこと
が大切ですね。

 

私の場合は、ただいつも通りの居間の机で勉強するだけでした。

家族の話し声どころか、テレビもついていることが多かったです。

それでもリビングで勉強していたのは、とにかく

勉強を始めるハードルが低くなる

ことからだと思います。

空調が整っていて、すぐ勉強をスタートできるスペースがあり、勉強以外のことをしていた場所で、そのまま勉強を開始できる。

これが大きかったです。

毎回の勉強開始のハードルが低くなれば、習慣づけもしやすいはずです。

 

ただ、これは私の家庭での話です。

「リビング学習すれば頭が良くなる」とは思いません。

リビングでは集中できず、他のところでは集中できる気がする、という方が、
無理にリビング学習をしたところで良いことはなさそうですよね。

 

リビング学習にこだわるというよりは、
「その時に集中できる場所を見つけて、とにかく勉強すること」
「勉強する習慣をつけること」
が大切でしょう。

その前提で、リビング学習を選択肢の一つとしても良い、という話だと思います。

まとめ

リビング学習の良さや注意すべき点、より快適にするためのグッズについて、ご紹介しました。

私自身の経験上、勉強場所選びは大切です。

集中できる場所でたくさん勉強しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

↓クリックするとにほんブログ村の「受験ブログ」のランキングが見られます。

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村