こんにちは!大学院生ブロガーさくらピクニックです。
私は大学進学後、東京で塾講師バイトを続けていました。
引っ越しなどもあって複数のバイト先を経験しました。
全て個別指導です。
いわゆる「キツイ」ところと「楽な」ところを両方経験したのではないかと思います。
バイト先を変えていく中で
「個別の塾講師」と一口に言っても、バイト先によって全くそのリアルは
かなり異なるもので、私自身その多様性に驚きました。
バイトを募集している塾は東京にも全国にもたくさんあるので
「どう選ぶか」を迷う方は多いのではないかと思います。
私自身も、複数の塾を経験していく中で
見えてくるものが多かったです。
塾講師バイトをするにあたってバイト先によってどのような違いがあるのか、
どういうポイントをおさえて
バイト先選び(塾選び)をするべきなのか、
自分自身の経験をもとにお伝えしていければと思います。
塾講師バイトを選び方が大体わかる、
というのを目指しています。
目次
体験談からわかる塾選びの重要性
まずは私自身が「個別塾と言っても色々だな」と実感した
体験談をお話しします。
初めての塾講師バイト
大学入学後、初めにバイト先として選んだ塾は
今になって思えばまあまあキツいところでした。
(あくまで私の中での比較です。)
当時働いていた塾について、いくつか特徴を挙げるとすると
- 授業外でのタスクが多く、深夜にやりとりや仕事をすることも多い。
- 夏でもスーツ・ジャケット。準備室や教室も暑く賑やか。
- 科目の指導だけでなく、進路指導や講習の営業みたいなのもする。
- 常にバタバタして大変だが昇進もあるしやりがいがあり、力もつく。
- シフトも圧をかけられる。稼ぎやすくはある。
- 家から近くて通いやすい。
こんな感じです。
仕事内容に関しては
おそらくもっと大変な業務がある塾もあることでしょう。
2つ目の塾バイト先
その一方、2つ目にバイト先として選んだ塾は、
- 授業に間に合えばそれでいい、授業が終わって勤務時間記録すれば即帰宅OK。
時間外労働ほぼなし。 - 服装自由(やばすぎる格好はだめでしょうが)。教室は静かすぎるほどで快適。
- 科目の勉強の指導のみ。ただ生徒に問題を解かせる時間が多い。
- すごく楽だが暇になってしまい、眠い。
- シフトは基本曜日固定、週1とかでも何も言われない。
- 家から遠いが飲食店が多く、遅く終わっても夕飯を楽しめる。
こんな特徴がありました。
同じ「塾講師バイト」とまとめて良いものかと思うほど
実質は全然異なりました。
塾を変えたきっかけは引っ越しでしたが、
「同じ塾講師バイトでもこんなに違うのか」と本当に驚いたと同時に、
同じ業界業種でも、どこで働くかは想像以上に大事だと言うことを実感しました。
とにかく「塾業界ならどこも同じ」などと考えずに
妥協しないバイト先選びをすることをお勧めします!
塾講師バイトを選ぶとき押さえたいポイント4つ
ではどうやって塾選びをしていくべきなのか、ですが
個人的な「見るべきポイント」をまとめていきたいと思います。
- 仕事内容
- 勤務環境
- 勤務の仕組み
- 経営者と校舎長
この4点から、塾のバイト先を選ぶ時に注意したい点を挙げていきます。
仕事内容
一口に塾講師バイトの仕事と言っても、実際は多種多様です。
- 専用テキストに沿って授業をする
- 小テストを作って解いてもらう
- 問題を解いてもらってわからないところだけ教える
- 勉強習慣の指導や進路指導までやる
- 生徒が受ける講習や授業のおすすめまでやる
などなど…
また、その中でもその塾の目指すところや生徒の学習理解度などで
指導の難易度・求められる力は大きく異なっていきます。
「東大入試レベルの解説なし問題を瞬時に説明する」のとでは
全然違いますよね…
マッチしそうな塾を探していきましょう。
情報収集の方法
仕事内容やそのレベルは
バイト先が公表している求人に書かれていることも多いと思います。
求人にしっかり書いてあるとイメージしやすく安心ですので
どちらかといえば詳細が書かれているところがいいのかなあと思います。
その塾の公式ページを見たり
(生徒向けの)塾選びサイトを見たりすることでも
雰囲気や仕事内容が掴みやすいです。
また、塾講師バイトを募集しているサイトなんかだと
レビュー・口コミが掲載されていることがあります。
全て信用するべきではないと思いますが
参考にはなりますね。
大学に進学する前に塾に通っていた方も多いと思うので
働く前にしっかり情報を頭に入れて、どんなことをするのか頭の中でイメージできると良いです。
勤務環境
個人的に仕事内容と同じくらい大切だと思うのが
「どんな環境で、何を着て働くか」
「どうやって通うか」
ということです。
1. 塾の環境・雰囲気
面接などで実際に内部を見てみるのが一番早い気がしますが、
雰囲気は塾によって本当に違いますよ。
ガヤガヤワイワイしているところから
講師の喋りごえが多少聞こえるくらいでシーンとしているところまで。
勤務環境も大事です。
教室や講師室、トイレなどが快適でキレイかどうか
バイトするモチベーションやストレスに大きく影響しました。
2. 服装と髪型
許可されている服装や髪型も異なります。
私個人としては私服OKの方がだいぶ楽でした。
外せない条件の一つに「私服OK」を入れると思います。
ジャケット指定のバイト時代は
大学から直でバイト先に向かう時は1日中スーツで、想像以上に結構窮屈でした。
大学生だとスーツもたくさんは持っていないと思うので
洗うタイミングなども考えなきゃですし。
塾講師となると髪型も規制されるイメージが大きいです。
奇抜な髪色にしたいという方は要チェックです。
求められる服装などは求人に書いてあることが多いです。
3. 通いやすさと周辺環境
塾講師バイトに限りませんが
自宅や学校からのバイト先の距離や
通勤にかかる時間も気になるところだと思います。
近い方が基本的には通いやすいですが、
私は徒歩圏内でバイト先を選んだ結果、
油断している時に生徒とばったり会うことがありました。
また、塾の周りにお店などが多い場合は
夜遅く終わっても夕飯を食べたり隙間時間に買い物できたりと
便利です。
通いやすさは地図や時刻表アプリなどを
利用していればすぐにわかるのではないかと思います。
事前に実際に足を運んで、
周辺がどんな街並みか、どんな人が住んでいるのか見てみるのも
おすすめです。
勤務の仕組み・報酬体系
仕事内容が少し関係するのかもしれませんが、
- シフトの決定方法はどうなっているか
- 時給はいくらか、評価体系はどうなのか、昇給はあるか
- 時間外労働みたいなものがあるのか、それにお金が出るのか
これらも大切です。
授業時間だけ仕事をするイメージだったはずが
想像以上に授業以外の時間も拘束される、なんてこともあり得ます。
お金を稼ぐ目的の方は特にキツいのではないでしょうか。
大学生であればテスト前はバイトを控えたいという方もいらっしゃるでしょう。
テスト前に限らず、
シフトの融通がどれくらいきくのか
休みたい時にどうやって休めるか
情報収集ができる場合は欠かさずチェックして、
情報がない場合は積極的に面接時や応募時に聞けると良いのではないでしょうか。
時給くらいであれば当然のように求人に書かれているはずです。
経営者と校舎長
最後のポイントだけ
かなり感覚的な要素が強い気がしますが、
これまで上げた3点を含め、その塾・バイト先の色々を決定づけているのは
その塾を経営している人だったり校舎の責任を持っている人だったりすることがほとんどでしょう。
細かい仕事内容や環境なんかはすぐ変わりやすいですが、
その中での芯、一貫性や風土みたいなものはあるはずで
そこに大きく影響しているのが
そのバイト先を一番前で動かす人なのではないかと感じます。
同じバイト仲間は特に、移り変わりがよくあります。
小規模経営、というかローカルな塾は特に
経営されている方の印象やお話からも
その塾のイメージがつきやすいです。
面接をするとそういった方とお話しする機会があることが多いです。
その時に自分的な印象はどうか、考え方が合いそうな人かを
感じて・考えてみることをお勧めします。
まとめ
せっかく時間と体力を使ってバイトをするので
よく考えて塾講師バイト先を選び、満足感のある
バイトができると良いですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
何かのお役に立てれば幸いです。